きっかけは阪神タイガース?
夏の暑さが落ち着き始め日中もだいぶ涼しくなってきたので「のんびりと旅行にでも行きたいなぁ」と考えていると、TVから賑やかな歓声が聞こえてきます。気になったのでTVに目を向けると、そこにはリーグ制覇目前の阪神タイガースのファンが盛り上がっている大阪の様子が放送されていました。
そういえば、関西の友人宅は甲子園球場に近いので、今頃、阪神タイガースファンで大騒ぎになっているんだろうなぁ
まてよ……たしか週末の阪神競馬場ではWCBとのコラボビールが再販売されるんだよな……それに大阪といえば箕面ビール!
そんな思いが頭に浮かんだので、とりあえず関西の友人に相談してみることに……
急な連絡にもかかわらず快く相談に乗ってもらい、とんとん拍子に話が進み、金曜日を利用して関西旅行に行くことになりました。
1泊2日の大阪ビール探訪
行き先候補はいろいろとありますが、悩んだ末に?今回は関西の友人全面バックアップのもと、大阪府箕面市にある老舗の「箕面ビール」、梅田にある「WCBのタップルーム」、阪神競馬場で再発売となった「WCBと阪神競馬場のコラボビール」などを巡る「1泊2日の大阪ビール探訪」へ行くことに決めました!
食い倒れの街でしっかりと呑んだくれたい
ざっくりとスケジュールを紹介すると、金曜日に新幹線で東京を出発して新大阪へ、新大阪からは電車と車を乗り継ぎ目的地をめぐります。宿泊は新大阪のホテルです。土曜日は再び電車を乗り継ぎながら目的地をめぐり、夕方に新大阪から新幹線で東京に帰ります。金曜日に出発して土曜日に帰る。いわゆる1泊2日の「ずらし旅」です。「ずらし旅」は混雑も回避出来、身体への負担も軽く、ゆったりと旅を楽しむことが出来るので快適です。
今回の宿泊は新幹線とセットなのでリーズナブル!
道中は気分爽快!箕面大滝へ
天気は良好、新幹線も快適で無事に新大阪に到着。駅はかなり賑わっていますが、なんとか関西の友人と合流して車で移動すること30分、箕面に到着です。すぐにでも「箕面ビール」に行きたいところですが、まずは箕面オススメのスポット「日本の滝百選」にも選ばれている「箕面大滝」へ向かいます。
早速、箕面駅からスタートです。箕面大滝までの距離は約2.8㎞、時間にすると約40分。箕面川の自然豊かな景色を眺めながら、川沿いを通る遊歩道を上がります。
木々に覆われた遊歩道は、ほぼ登りだけど、鳥のさえずりも聞こえて景色も最高!気分爽快です!
道中では川沿いの景色に目を奪われ、足を止めることもしばしば。その他にも売店や茶屋、唐人戻岩、箕面公園昆虫館などの見所も多いので飽きることなく登ることが出来ます。
のんびり道中を愉しみながら登ること約30分弱。提灯の下がった売店を過ぎたところで、落差33mの滝が現れます。遠目からでも迫力を感じますが、近寄って見上げる滝の迫力は想像以上です!箕面駅から約40分歩いてこの景色が見られるなんて、さすが「日本の滝百選」に選ばれるワケですね。「箕面大滝」は季節を問わずに楽しめる大満足な人気スポットです。
箕面大滝でマイナスイオンをたっぷりと浴び、思う存分に癒されました!
箕面でクラフトビール味わう
箕面駅前の駐車場に戻り、そこから車でわずか5分ほど走ると閑静な住宅街に佇む「箕面ビール WAREHOUSE」に到着です。シンプルな外観と控えめな看板が印象的です。
金曜日の昼なのに駐車場はすでに満車に近い状態……
期待しかありませんね!
店内は統一感のあるウッディーな造りが落ち着きのある空間を演出し、ゆったりと安心してビールが愉しめる雰囲気です。人気店だけあって平日にも関わらず人の出入りも多く、席も埋まっているようでしたが、なんとかテーブル席を確保できました。
早速注文です。メニュー板には、この時期限定の人気ビール「桃ヴァイツエン」を筆頭に定番ビールがずらりと並んでいます。限定ビールも捨てがたいのですが……まずはPALE ALE(ペールエール)をいただきます。
柑橘系を思わせる香りが立ち上がります。口に含むと優しい甘さが広がり、スッと心地よい苦味が現れます。口当たりはスッキリして最初の一杯にはもってこいの美味しさです。
二杯目はW-IPAをいただきます。ちょうど料理も出てきたので、ゆっくり味わえるビールをチョイス。アルコール度数は高いですが、お目当てのビールでもあるので外せません!
1杯目同様、柑橘系を思わせる香りを感じます。口に含むと優しい甘みと濃厚な旨味の風味が広がり、キレのある苦味がジワッと現れます。口当たりは滑らかで、じっくりと味わいたい一杯です。
まだ1軒目なので、このくらいで止めておこうかと思いつつも、3杯目を注文。ラストはこの時期限定の人気ビール「桃ヴァイツエン」です。
ヴァイツェン特有のバナナと小麦の香りに加えて、ほんのりと桃のフルーティーな香りが立ち上がります。口に含むと優しい甘みと桃のフルーティーな酸味がすっと広がります。苦味はなく、さっぱりとした口当たりです。ドリンカブルでゴクゴク飲んでしまうおいしいビールです。
定番ビールから限定ビールまでいただきましたが、どのビールも飲みごたえのある美味しいビールでした。本当は腰を据えてもっと愉しみたいところですが、1軒目でヘロヘロになる訳にはいかないので、会計を済ませて箕面ビールを後にします。
出来立て新鮮な味を楽しめるのココだけ!ビールのラインナップは常時10種類ほどで、シーズナルビール※もスタンバイ!サイズはパイント(473ml)とハーフ(270ml)の2種類。おつまみも数種類ほどご用意がります。お支払いは、オーダー毎の都度払い。クレジットカードや電子マネー、Paypayも利用可能です
生きているミュージアムNIFREL
夜は梅田にあるWCBのタップルームに行く予定なので、昼は少し飲む量を控えようかと思ったのですが、目的の場所で飲める嬉しさと、ビールの美味しさには勝てず、ついつい飲み過ぎてしまいました……
せっかく大阪まで来たのにビールを飲むだけでは帰れません。次なる目的地は博物館の「NIFREL」です。週末はかなり混雑している人気のスポットなので、金曜日の昼間だと多少はゆっくり楽しめそうですね。車で約30分ほど移動して目的地のNIFRELに到着です。
「NIFREL」には友人もまだ行ったことがなく、
屋内なのにホワイトタイガーがいるそうです
やはり平日の昼すぎなので入場者も少く並ばずに入場できました。まずは水族館のゾーンから始まります。魚の種類もそんなに多くなく、珍しい種類が多いわけではないのですが、展示の仕方などに工夫があり、物足りなさが全くありません、ところどころにあるモニュメントも効果的で目を引きます。
並ばずにゆったりと楽しめる水族館は最高ですね
次に向かうのは動物園のゾーンです。こちらも広いわけでもなく、動物の種類も多くはありませんが、水族館と同様に見せ方が面白く、しかも動物自体も生き活きとしているので見応えがあります。話題のホワイトタイガーも屋内展示だと感じさせないくらい動き回る姿を見ることが出来て見応えたっぷり、館内一番の人だかりとなっています。最後にお茶目なビーバーに癒されたところで終了。「NIFREL」を後にいよいよ大阪名物の夕食に向かいます。(後編に続く)
ホワイトダイガーにロックオンされました……
NIFRELの窓からグッドタイミングな一枚