JUNO-2

濃厚なビールを求めて

「濃いめのビール、なにかおすすめありますか？」
そんな一言から始まった、今回の出会い。馴染みのビアショップで紹介されたのが、Teenage Brewing（ティーンエイジブルーイング）が手がける「JUNO-2（ジュノ2）」。スタイルは、ダブルドライホップド・ダブルIPA（DDH DIPA）。名前からしてすでに気になる存在ですが、その味わいは想像以上でした。

グラスからあふれる
トロピカルワールド

グラスに注いだ瞬間、しっかりとした濁りを帯びたゴールドの液色に目を奪われます。漂ってくるのは、マンゴーやパッションフルーツの濃密で甘やかなトロピカルアロマ。ひと口含むと、ジューシーな果実感がどーんと広がり、まるで南国フルーツをまるごと頬ばったような濃厚さ。
「これこれ、まさに求めてたやつ！」と、思わず笑顔がこぼれます。

満足度の高い、濃厚なのに
ドリンカブルな一杯

飲み進めるうちに、ほどよく効いた苦味と、ふんわり感じるアルコール感がバランス良く現れてきます。濃厚でありながら飲みやすく、気がつけばぐいぐいとグラスが進んでしまうタイプ。個人的には、最近飲んだHAZY IPAの中でもかなり上位に食い込む一本でした。
トロピカル感と飲みごたえ、そしてドリンカブルさ。そのどれもが高水準でまとまっていて、HAZY好きにはたまらない逸品です！