
BREWERY
Zakkoku Koubou
STYLE
Weizen
老舗の酒屋で思い出に
引き寄せられた一杯
たまには、いつも手に取らないスタイルを選んでみよう。そんな気分で向かったのは、少し足を伸ばした老舗の酒屋さん。棚いっぱいに並ぶクラフトビールを前に、これは時間がかかるな……と思いきや、気づけば30分ほどで4本が手元に集まっていました。その中で、最初に選んだのが Zakkoku Koubou(雑穀工房) のCereal Weizen(雑穀ヴァイツェン)/Weizen。
ここ数年はなかなか飲む機会がなく、少しご無沙汰だった一本です。ラベルを眺めていると、以前小川町まで足を運んで飲んだ日のことがふっと蘇ってきました。思い返せば、クラフトビールを好きになるきっかけの一部は、きっとこのあたりにあったんだろうな…そんなことを思わせてくれる再会でした。
バナナ香とやさしい酸味が
ほどける、穏やかな余韻
グラスに注ぐと、想像していたよりもクリアな琥珀色。お店で飲んだ時の印象とは少し違い、どこか落ち着いた表情です。立ち上がる香りは、まずバナナの甘やかな気配。続いて、奥から穀物由来のモルト感が静かに顔を出します。口に含むと、ふんわりとしたフルーティーさが広がり、苦味はとても穏やか。
味わいの輪郭はやさしく、飲み口も軽やかで、ほんのりとした酸味が後半をきれいにまとめてくれます。後味はすっと引きつつ、口の中に温度の低い余韻だけが静かに残る感じ。気づけば自然とグラスが進んでしまう、肩の力を抜いて楽しめるヴァイツェンです。

クラフトビールに
飲み慣れていない人や、
ゆっくり会話を
楽しみたい夜にも、そっと
寄り添ってくれそうな一本。
思い出の1杯なの?
行ってみたいかも
小川町!


Zakkoku Koubou
https://zakkoku-beer.shop/








