森に迎え入れられて ― 美人林の静けさの中で(偶然が紡ぐ、秋のセレンディピティ旅 第三弾 森の方が先にこちらを受け入れてくれる―― 境界がほどけ、呼吸がそのまま風景に馴染んでいく瞬間。)

TIDAL V

―うれしい偶然が連れてきた一杯―

某イベントで購入した福袋の中から、ずっと気になっていた Black Tide Brewing × WCB の「TIDAL V(タイダル ファイブ)|DDH Hazy IPA」と再会。発売時につい買いそびれてしまっていた一本だけに、まさかこの形で手元に戻ってくるとは思わず、思わぬ嬉しさにほころびました。偶然が運んでくれたラッキーな邂逅です。

やや濁りのあるゴールドの液色から立ち上るのは、トロピカルフルーツに軽やかな柑橘が寄り添う爽快なアロマ。ひと口ふくむと、柔らかなジューシーさが舌を包み込み、控えめな苦味が輪郭を整えてくれる。喉を抜けたあとには、シトラスの“ほのかな苦味”の余韻が、じわりと長く続きます。

アルコール感が前に出ず、飲み心地はしっとりマイルド。時間の経過とともに甘みが落ち着き、より柔らかな表情に。IPAが得意でない方にもスッと入ってくる、肩肘はらない心地よさです。

utatane

“逃した魚”も、ちゃんとまた巡ってくる。コラボの波、いいタイミングでつかめました。

・ブラックタイドブルーイング
https://blacktidebrewing.com/

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