travel & cats– serendipityを愉しむ旅 –
セレンと旅するのは、誰も知らない場所ばかりじゃありません。
ガイドブックに載るような観光地だって、彼女と一緒なら、ちょっと違って見えるのです。
駅前の通りも、展望台の風景も、セレンの足取りに合わせて歩けば、旅の色がすこしだけ変わっていく。
そうして出会った小さな出来事が、偶然の輝きとなって物語になり、短編集のようにここに並んでいきます。
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地上への還り道
迷い込んだ先で待っていたのは出口ではなく、いつのまにか導かれていた還り道だった。 -
海の幸 ― 能生で蟹を堪能
潮の香りに誘われて足を止めると、その熱気の向こうに能生の“いま”がありました。 -
森に迎え入れられて
― 十日町「美人林」森の方が先にこちらを受け入れてくれる… 境界がほどけ、呼吸がそのまま風景に馴染んでいく瞬間。 -
旅の始まり ― 湯沢で一息
夏の終わり、湯沢でひと息。寄り道こそが偶然を呼び込み、旅に彩りを添えていく。 -
もぐら駅から旅が動き出す
扉を開けると、地下深くの「もぐら駅」怖さと好奇心が入り混じる旅の入口だった。 -
初秋の十日町
― 里山に咲くアート ②初秋の十日町。絶景の松代棚田群 星峠の棚田を紹介します。
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