―阪神とクラフトビール、ちょっと感性にふれる旅―
きっかけは阪神タイガース?
夏の暑さが少しずつやわらぎ、風が心地よくなってきた頃——「そろそろ、どこかにのんびり旅したいな」と思っていた矢先、テレビから歓声が。

なんだか賑やかだな〜
と思ったら、阪神ファンが
大盛り上がり!
画面の中には、リーグ優勝目前の阪神タイガースと、大阪の熱狂的ファンたちの姿が映っていました。そういえば、関西の友人宅は甲子園球場の近く。今ごろ、あのあたりはタイガースムード一色なんだろうな。
ふと思い出す。
「そういえば、阪神競馬場でWCB(West Coast Brewing)とのコラボビールが再販されるって話があったよな……」さらに、「大阪といえば“箕面ビール”も外せない!」



これはもう、行くしかない……!
さっそく関西の友人に連絡すると、思いがけず快諾!トントン拍子に話が進み、1泊2日の大阪ビール探訪が決定しました。
1泊2日のビール旅、行き先は…
訪れる場所をあれこれ悩んだ末に、今回は友人の全面協力のもと、
- 大阪・箕面の老舗クラフト「箕面ビール」
- 梅田のWCBタップルーム
- 阪神競馬場でのコラボビール再販イベント
などをめぐる、1泊2日の濃厚ビール旅に。



食い倒れの街で、
しっかり呑んだくれる
プランです!
ざっくり旅程はこんな感じ:
- 金曜日:新幹線で東京を出発 → 新大阪着 → 箕面方面へ → 宿泊は新大阪
- 土曜日:各スポットをめぐり、夕方には新幹線で東京へ帰還!
いわゆる「ずらし旅」スタイルで、週末混雑を避けながら、ゆったりと旅を楽しめます。



新幹線+ホテルの
セットプランでお得に!
これ、地味に嬉しい。
道中は快晴!箕面大滝でリフレッシュ
当日は天気にも恵まれ、快適な新幹線旅で新大阪に到着。
駅の人混みを抜け、関西の友人と合流して車で30分。箕面へ到着です。
まず向かったのは、箕面の自然スポット「箕面大滝」。
箕面駅から滝までは片道約2.8km、所要時間はおよそ40分。
川沿いの遊歩道を上がりながら、木々に囲まれた景色を堪能します。





登り道だけど、鳥のさえずりと
風が気持ちよくて、
まさに癒しハイキング。






道中には、売店や茶屋、唐人戻岩、箕面公園昆虫館など見どころも多く、
自然に触れながら歩いていくと、ついに現れたのは——落差33mの滝!
「日本の滝百選」にも選ばれるだけあって、見応え抜群です。





マイナスイオン、
全身に浴びました……
ここ、本当におすすめ。


いよいよ、次はお待ちかねの
「箕面ビール」へ!
箕面でクラフトビールを堪能
箕面駅前の駐車場に戻り、そこから車で5分ほど。静かな住宅街に、シンプルな外観の「箕面ビール WAREHOUSE」があります。





看板もちょっと控えめ。
店内は統一感のあるウッディーな造りが落ち着きのある空間を演出し、ゆったりと安心してビールが愉しめる雰囲気です。人気店だけあって平日にも関わらず人の出入りも多く、席も埋まっているようでしたが、なんとかテーブル席を確保できました。





だけど中に入ると、
すごく落ち着いた雰囲気。
店内は木目が基調のあたたかい空間。金曜の昼間にもかかわらず、駐車場はほぼ満車。
テーブル席もぎりぎり確保できるほどの人気ぶりです。
まずはメニューをチェック。季節限定の「桃ヴァイツエン」を筆頭に、定番ラインナップがずらり。でも、最初に選んだのは……
PALE ALE(ペールエール)です。





柑橘系を思わせる香りが
立ち上がります。
口に含むと優しい甘さが広がり、
スッと心地よい苦味が現れます。



口当たりはスッキリして
最初の一杯には
もってこいの美味しさです。
二杯目はW-IPAをいただきます。ちょうど料理も出てきたので、ゆっくり味わえるビールをチョイス。アルコール度数は高いですが、お目当てのビールでもあるので外せません!





1杯目同様、柑橘系を思わせる香りを感じます。



口に含むと優しい甘みと
濃厚な旨味の風味が広がり、
キレのある苦味が
ジワッと現れます。



口当たりは滑らかで、
じっくりと味わいたい一杯です。
まだ1軒目なので、このくらいで止めておこうかと思いつつも、3杯目を注文。ラストはこの時期限定の人気ビール「桃ヴァイツエン」です。





ヴァイツェン特有のバナナと
小麦の香りに加えて、
ほんのりと桃のフルーティーな
香りが立ち上がります。



口に含むと優しい甘みと
桃のフルーティーな酸味が
すっと広がります。
苦味はなく、
スッキリとした口当たりです。



ドリンカブルで
ゴクゴク飲んでしまう
おいしいビールです。
ラインナップは常時10種類前後、サイズはパイントとハーフから選べます。
おつまみも数種類あり、支払いはキャッシュレス対応◎。



PayPayも使えて、注文ごとの都度払い。
旅行者にもやさしいシステム。
“感性にふれる”ミュージアム「NIFREL」へ
昼のビールはほどほどに……
と思っていたのに、雰囲気と美味しさに負けて、ついつい杯を重ねてしまいました。



あ〜、呑んじゃった……でも後悔はしていない!
さて、お酒だけが目的ではありません。次なる目的地は吹田市のミュージアム「NIFREL(ニフレル)」。
水族館・動物園・アートが融合した“生きているミュージアム”。週末はかなり混雑しますが、平日の昼なのでスムーズに入場できました。展示方法がユニークで、魚や動物の種類自体は多くなくても十分に見応えあり。白い空間に映えるアートのような展示や、光の使い方も印象的です。









並ばずに見られる水族館って、
ほんとありがたい…!
動物エリアでは、お目当てのホワイトタイガーが大人気。屋内展示なのに元気に動き回る姿が見られて、テンションが上がります。最後におちゃめなビーバーにも癒されて、NIFRELを後にしました。





ホワイトダイガーに
ロックオンされました……







窓から見えた「太陽の塔」……
年季が入ってたけど、
記念に1枚パシャリ
次回はいよいよ「WCBのタップルーム」や「阪神競馬場」でのビールイベントへ。
後編もお楽しみに!