Sangre,
Lumbre Y Fuego

週末の夜に向けて、老舗のボトルショップへ輸入ビール探し。店頭にはBrujos Brewingの缶がいくつも並び、どれも魅力的で思わず目移りしてしまいます。すべて連れて帰りたい気持ちを抑えながら、じっくり悩んで選んだ二本。そのうちの一本が「Sangre, Lumbre Y Fuego」でした。Triple IPAらしい濃厚な世界を想像しながら、期待を胸に缶を開けました。

グラスに注ぐと、白濁した濃密なオレンジゴールド。香りは、白ブドウを思わせる華やかなニュアンスがふわりと立ち上がり、その奥からトロピカルフルーツの香りが広がります。さらにキャンディーやハチミツを思わせる蜜のような甘やかな香りも重なり、奥行きを感じさせます。
口に含むと、まず感じるのは驚くほどなめらかなクリーミーさ。濃厚なトロピカルフルーツのジューシーな旨みと甘みが一気に広がり、シトラスやキャンディーを思わせる明るいニュアンスも顔を覗かせます。幾重にも重なる果実感のあとから、しっかりとした苦味が現れ、全体の輪郭を引き締めていきます。アルコール度数の高さはしっかり感じるものの、口当たりは驚くほどスムース。気付けば次のひと口を求めてしまう、少し危険な飲み心地です。

余韻に残る苦味はすっと消えていき、口の中が自然にリセットされるため、Triple IPAとは思えないほど後を引きません。濃密でクリーミー。それでいて後味は驚くほどきれい。「濃厚なのに重たくない」そんなBrujosらしい魅力を存分に味わえる一本でした。Hazy IPA好きなら、一度は出会っておきたい一杯です。

utatane

これは危険です!
濃厚でクリーミーな
果実感を楽しんでいた
はずなのに、気が付けば
グラスが空に……
ゆっくり味わう
つもりだったのに、
次のひと口が止まらない
そんな魔力のある一杯でした

Brujos Brewing
https://www.brujosbrewing.com/

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