GOODTIMES DISTRICT

GHOST IN THE NEBULA

PAINT PALETTE BREWING「GOODTIMES DISTRICT」の缶。街の風景が描かれたラベル

旅先で立ち寄ったビアバーで、おすすめされたブルワリーがありました。その名は、神戸の「PAINT PALETTE BREWING」。気になっていたその名前を思い出し、後日、老舗のボトルショップへ足を運びました。
そこで出会ったのが「GOODTIMES DISTRICT」。色鮮やかな街の風景を描いたラベルに目を惹かれ、迷わず手に取った一本です。神戸の海辺に醸造所を構えるPAINT PALETTE BREWING。今回のビールは、Mosaic、Simcoe、Waimeaのホップを使用し、華やかな果実香と力強い苦味を表現したWest Coast IPAです。
旅先で交わした何気ない会話が、こうして新しい一杯につながる。そんな偶然を楽しみにしながら、数日後の休日、少し早めのビールタイムを迎えました。

seren

旅先でおすすめの
ブルワリーを
教えてもらったの?

utatane

そうなんだ
気になっていたから
お店で見つけたときは
うれしかったよ

グラスに注ぐと、オレンジを帯びた濃いめの黄金色。近づけた瞬間、ベリーを思わせる華やかな香りがふわりと立ち上がります。続いて熟した南国フルーツの甘い芳香が広がり、柑橘の皮をむいたときのような爽やかさが重なります。ひと口含むと、意外なほど軽やかな飲み始め。舌の上をさらりと流れるような口当たりに、果実を思わせるやさしい甘味が広がります。ところが、飲み込む直前には松を思わせるパイニーな風味が一気に存在感を増し、味わいの表情が変わっていきます。
その後を追いかけるのは、West Coast IPAらしいしっかりとした苦味。ほのかな麦の甘みが全体を支え、華やかな果実感から力強い苦味へと、自然につながっていきます。
飲み込んだあとは、甘味と心地よい苦味がかすかに残る程度。やがてそれもすっと引いていき、驚くほどクリアな後口に。ABV 7.0%の飲みごたえを感じさせながらも、次のひと口が自然と欲しくなる仕上がりです。

グラスに注いだGOODTIMES DISTRICT。オレンジがかった濃い黄金色と白い泡

5つのものさしについて

第一印象は、果実の香りが主役の華やかなIPA。しかし、飲み進めるほどに松を思わせる風味と麦の甘み、そしてしっかりとした苦味が顔を出し、最後は王道のWest Coast IPAらしい表情を見せてくれました。
特に印象に残ったのは、味わいの変化と、その先に待っている澄んだ余韻。苦味をしっかり楽しめるのに、後口には重たさを残さない。この絶妙なバランスが、グラスを進める理由なのかもしれません。
旅先でおすすめしてくれたビアバーの言葉に、今なら素直にうなずけます。あの日の何気ない会話から始まった出会いは、休日の昼を少しだけ特別にしてくれました。

seren

次は神戸まで
飲みに行くのも
楽しそうだね!

utatane

それもいいね!
今度は旅先で
新しいおすすめを
探してみようかな

PAINT PALETTE BREWING
https://paintpalettebrewing.com/

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