
ディスパッチーズフロムアルマゲドン
BREWERY:
The Test Brewery(テスト ) ×
Brujos Brewing(ブルホス )
Collaboration
STYLE:Hazy QIPA
全米注目の2社が手を組んだ、
見逃せない一本
いつものように、散歩という名目で立ち寄った老舗のボトルショップ。そこで目に留まったのが、The Test BreweryとBrujos Brewingによるコラボレーションビール「Dispatches from Armageddon」。どちらもアメリカのクラフトビールシーンで注目を集めるブルワリー。その2社が手を組んだHazy QIPAとなれば、濃厚なHazy好きとしては素通りできません。「究極の濃厚ヘイジーIPA」という触れ込みにも惹かれ、そのまま手に取った一本です。購入から数日後の平日の夜。グラスへ注ぐと、現れたのは強く濁った濃密な黄金色。その見た目だけでも、かなりの重量感を予感させます。
強烈なトロピカルから、
じわじわと増していくダンク
グラスから立ち上るのは、まず強烈なトロピカルフルーツのアロマ。熟した柑橘やピーチを思わせる濃密な香りが重なり、華やかというよりも、果実の香りをぎゅっと凝縮したような力強さがあります。そして時間が経つにつれて、奥からじわじわと現れてくるダンクなニュアンス。ひと口含むと、第一印象はまるで濃縮果汁。濃厚でジューシーな旨味と力強い甘みに、重厚なモルトの甘みも重なり、フルボディらしい厚みのある味わいが一気に押し寄せます。それだけの甘みを持ちながら、しっかりと感じられる苦味とのバランスが秀逸。苦味そのものは角が立たず、濃厚なボディを下から支えているような印象です。
飲み進めるにつれて香りと同様にダンク感も顔を出し、濃密な果実感だけでは終わらない複雑さを見せてくれます。口当たりは滑らか。高アルコールらしい存在感は余韻にほのかに残るものの、あれほど力強かった甘みと苦味は意外なほどすっと引いていきます。

ガツンとくるのに、
グラスが進む危険なHazy QIPA
甘い。苦い。濃い。ひとつひとつの要素はかなり力強く、決して軽いビールではありません。それなのに、フィニッシュは思いのほかきれい。濃厚なトロピカルフルーツ、重厚な甘み、しっかりとした苦味、そして時間とともに増していくダンク感。それぞれが強烈な個性を放ちながらも、不思議とひとつにまとまっています。ハイアルコールらしい存在感もあるため、ゆっくり味わうつもりが――気づけば、またひと口。**甘みも苦味もガツンとくるのに、なぜかグイグイ飲めてしまう。**濃厚でジューシーなHazy IPAが好きな人はもちろん、高アルコールのQIPAならではの重量感をじっくり楽しみたい人にもおすすめしたい一本です。
これだけ濃くて強いのに、
ちゃんと次のひと口に手が伸びるんだよね
危険な一杯”って、こういうビールのためにある言葉なのかもね


The Test Brewery
https://www.thetestbrewery.com/
Brujos Brewing
https://www.brujosbrewing.com/












