
スピンフォビア
BREWERY:Totopia Brewery
STYLE:Oat Cream Hazy IPA
濃厚Hazyを求めて出会った、
驚きの一杯
馴染みのボトルショップを訪れ、「今日はとにかく濃厚なHazy IPAが飲みたい」とビアマスターに相談しました。そこでおすすめされたのが、Totopia Breweryの「Spinphobia」です。これまでTotopiaのHazy IPAには何度も驚かされてきましたが、この一本は缶を開けた瞬間から、いつもとは違う期待感がありました。
数日後、平日の夜。グラスへ注ぐと、白濁したトロピカルフルーツジュースを思わせる鮮やかな黄橙色。見た目だけでも、その濃密さが伝わってきます。
凝縮した果実味からダンクへ、
美しいグラデーション
グラスから立ち上るのは、トロピカルフルーツやシトラスを思わせる華やかなアロマ。
さらに奥からはパインやキャンディーを思わせる甘やかな香りが重なり、時間とともにはっきりとしたダンクなニュアンスへと表情を変えていきます。
ひと口飲むと、完熟マンゴーやパッションフルーツ果汁を思わせる濃密な甘みとコクが口いっぱいに広がり、続いてネクターのようなまろやかな果実感も感じられます。クリーミーでなめらかな口当たりが、その厚みをさらに引き立てながら、後半はダンクな印象へと自然につながり、最後は穏やかな苦味が全体をきれいにまとめ上げます。余韻では苦味がすっと引き、ほのかな甘みとダンクなニュアンスだけが静かに残るため、濃厚でありながら重たさを感じさせません。

海外の濃厚Hazyを
思わせる完成度
最も印象に残ったのは、凝縮された甘みとコクからダンク、そして穏やかな苦味へと続く味わいの流れです。ABV7.0%とは思えないほどの飲みごたえがありながら、フィニッシュは驚くほどきれいでドライ。気づけば次の一口を求めてしまう、不思議な飲みやすさも備えています。最近は輸入のHazy IPAを意識して飲むようになり、その魅力にも少しずつ触れてきました。だからこそ、この一杯には「国内ブルワリーも、ここまで来たか。」と素直に驚かされました。濃厚なHazy IPAが好きな方はもちろん、海外ブルワリーのリッチな味わいを好む方にも、ぜひ一度味わっていただきたい一杯です。
最近は「ダンク」という言葉の意味が少しずつ自分の中で形になってきましたが、この一杯はその存在感を改めて教えてくれました。濃密な果実味だけでは終わらない奥行きがあり、海外のトップブルワリーにも引けを取らない完成度に、素直に驚かされました


Totopia Brewery
https://totopia.official.ec/















